女性薄毛とプロペシア治療の危険な関係性とは?

女性薄毛とプロペシア治療の危険な関係性とは?

AGAの男性の頭

プロペシアと言えば、日本で初めて男性型脱毛症(AGA)の治療薬として認められた医薬品として有名ですね。

 

プロペシアの有効成分はフィナステリドという成分で、男性型脱毛症を引き起こすジヒドロテストステロンの増加を抑えるという効果を持っています。

 

ジヒドロテストステロンが抑制されれば、脱毛症状もストップするので、男性型脱毛症の進行を止めるという効果を得ることができます。

 

一般的なプロペシア治療の費用

 

プロペシアは「医薬品」ですが、一般に販売されているものではなく、医師の処方箋が必要となります。ただし、医師に処方してもらったとしても、薄毛治療のための薬なので健康保険適用外となるので、1粒の価格は約300円とかなり高額になります。服用方法は、1日1回、1錠ですから、単純に計算しても1ヶ月で9000円近い費用がかかります。

 

また、どんなに効果が高いプロペシアでも、最低でも3ヶ月ぐらいは飲み続けなくてはいけませんし、薄毛の状態によってはそれ以上継続して服用する必要があります。

 

効果が出てきたとしても、すぐにやめてしまったらジヒドロテストステロンが増大してしまうので、プロペシアの治療はかなり高額な費用がかかってしまいます。

 

ちなみに、海外から低価格で個人輸入で購入できますが、海外のものは成分の配合量が異なるため、副作用のリスクが高くなりますから絶対にやめましょう。

 

プロペシアは女性薄毛にも効果があるの?

 

女性の薄毛には、男性ホルモンが原因で起こる女性男性型脱毛症というものがあります。これは男性型脱毛症の女性版と言える脱毛症なので、原因も一緒ですし症状も似ています。

 

母乳を与える母

ですが、残念ながらプロペシアは女性の薄毛には効果がありませんし、副作用のリスクも高く、妊婦さんの場合だと錠剤に触ることも禁止されています

 

プロペシアは男性にしか効果がなく、もし妊娠中もしくは妊娠の可能性がある女性が触る皮膚から成分が吸収されてしまうため、胎児の生殖器に異常を起こすことがあるのです。

 

女性が女性男性型脱毛症を改善したいという場合は、必ずクリニックでの診察を受けるか、育毛・発毛の専門店で行うようにしましょう。

女性薄毛とプロペシア治療の危険な関係性とは?関連ページ

パントスチンとパントガールの特徴と使い方
パントスチンというのは女性男性型脱毛症であるFAGAの治療薬で、パントガールというのは女性専用の育毛剤になります。
女性薄毛とロゲインの効果や使用上の注意点など
男性ホルモンによる脱毛症にはプロペシアという治療薬がありますが、女性の場合は副作用のリスクも高く、胎児に悪影響を及ぼすので使用出来ません。
女性でも服用できるタイプのミノキシジルで薄毛を治す方法
ミノキシジルは高血圧症の治療薬として使われていましたが、その患者に多毛症の症状が見られたことから育毛剤としての研究が進められました。
女性薄毛の症状別治療費
薄毛になると、まずは育毛剤などでケアをするのが一般的ですが、それでも効果が実感出来ないという場合は女性の薄毛治療を専門に行っている医療機関に頼るのが一番です。
女性薄毛とグロースファクター再生療法
髪の毛の成長のためには毛母細胞が分裂していくことが必要ですが、この分裂に関わるのが成長因子とも呼ばれるグロースファクターです。
女性薄毛とHARG療法の相性は抜群!?
以前よりも薄毛に悩む女性が増えているので、女性の薄毛を改善するための育毛剤や治療法なども続々と開発されています。
一般病院の皮膚科で行っている女性薄毛の治療方法とは?
女性薄毛の治療というのは、専門クリニックだけではなく一般病院の皮膚科でも行っているところがあります。
女性薄毛クリニックでの治療の流れと内容
最近は薄毛の治療を行うクリニックも増えていますし、以前よりもコマーシャルなどを盛んに行っているので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
女性薄毛クリニックのモニター制度が熱い!【賢く費用を抑える方法】
薄毛専門クリニックのびまん性脱毛症は、価格が高そうだと思ってなかなか行動に移せない女性も多いと思います。初めて薄毛治療をする女性に、お得なモニター制度を採用している専門クリニックもあります。
保険診療病院と自由診療クリニックの治療の違い
年齢とともに徐々に頭部全体が薄くなって行く、びまん性脱毛症の治療の流れや治療期間の目安などについてご紹介します。