女性用育毛剤の副作用やトラブルとは?

女性用育毛剤の副作用やトラブルとは?

頭皮トラブル

女性用育毛剤の種類はたくさんありますが、有効成分が配合されている医薬品や医薬部外品は効果が高いものの、副作用のリスクもあります。

 

ただしすべての有効成分が副作用を持っているわけではないので、医薬品などでも副作用が絶対にあるということではありません。

 

それなのに副作用があるからといって効果が低いものを使っていたら、ただお金を無駄にするだけです。ですので、副作用が出る可能性がある成分をきちんと把握して、効率よく薄毛を改善していきましょう。

 

副作用の可能性がある成分とは?

 

まず覚えておきたいのは、天然由来の植物成分などは保湿効果や血行促進作用が期待できますが、基本的には副作用はないということです。

 

保湿にしても血行促進にしても、どちらも状態を改善するために植物成分が働きかけるだけなので、副作用の心配はありません。副作用の可能性があるのは、薬に使われる薬効成分です。

 

その中でも特に副作用のリスクが高いと言われているのがミノキシジルです。ミノキシジルは血管を拡張して血液の流れを改善するのですが、その効果が強すぎるため、人によっては頭痛や立ちくらみ、むくみ、倦怠感などの副作用が起こることがあります。

 

また心臓への刺激を感じるなどの報告もあるので、高血圧治療をしている方などは注意が必要です。

 

女性用育毛剤のトラブルとは?

 

女性用育毛剤は、頭皮に直接塗りこんで薄毛を改善するアイテムです。そのため、かぶれや発疹、炎症などのトラブルが起こることもあります。

 

このようなトラブルを聞くと使うのが怖いと思うかもしれませんが、頭皮は顔の肌と同じ皮膚ですから、基礎化粧品と同じように配合成分が肌に合わなければトラブルになるのは当たり前とも言えます。

 

括りは違っても、女性用育毛剤は基礎化粧品やボディケア用化粧品と同じトラブルリスクがあって当たり前なのです。

 

つまり育毛剤だからトラブルになるというわけではないので、使用前にきちんとパッチテストをして自分の肌にあっているかを確かめてから使えば問題ありません。

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