自毛植毛で後悔する結果になる人の特徴など

自毛植毛で後悔する結果になる人の特徴など

頭を抱える女性

自毛植毛は、自分の毛母細胞を移植するので安全性が高いというメリットがあります。

 

また、人工のものとは違い、細胞がしっかり生着すればメンテナンスもほとんど必要ありませんし、仕上がりもとてもナチュラルです。

 

ただし植毛法や髪の毛の状態によっては後悔することもあるようです。

 

自毛植毛のリスクによる後悔

 

身体的には安全で、自然な仕上がりが期待できる自毛植毛ですが、移植のために髪の毛(ドナー)を切り取る植毛法の場合だと傷がついてしまいます。

 

FUT方式という植毛法だと、帯状にドナーを切り取って、その後にうまく縫い合わせて1本の跡になるように仕上げます。

 

この縫合がきちんと成功すればいいのですが、傷の治りが遅かったり、傷じゃない部分の髪を巻き込んでしまったりすると、縫合部分が目立ってしまいます。

 

また、パンチで穴を開けてドナーを採取するFUE方式であっても、採取する量が多ければ傷跡が目立ちます。

 

この傷跡が自毛植毛のリスクとなるのですが、そのため髪型を自由にできなくなることがあります

 

ヘアスタイルにこだわりがある方やおしゃれを楽しみたい、という人にとっては、自毛植毛は理想的な薄毛対策ではあるものの、このようなリスクがあるので後悔することになる人も少なくないようです。

 

髪が細いという方は要注意!?

 

髪の毛の状態というのは、太くてハリがある方もいれば、細くて柔らかい方もいるように人それぞれ違います。髪質が細くて柔らかいタイプだと、例え抜け毛が多くなくても髪の毛の量は少なく見えます。

 

こういったタイプの方が自毛植毛をすると、ドナー部分が極端に薄くなってしまいますし、植毛できる量も限られてしまうので十分に薄毛をカバー出来ないことがあります

 

つまり一部分が薄毛の状態だったのが、植毛をすることによって全体的に髪が薄くなってしまう可能性があるのです。

 

また、施術を行う医師は美容師ではありませんから、ドナー部分と植毛部分がアンバランスになってしまい、逆に違和感のある髪型になってしまうこともあります。

 

ですので、自毛植毛で後悔しないためには、信頼ができる医師がいて実績のあるクリニックを選ぶことが大切なのですね。

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